ベタに『火の鳥』を読む
言わずと知れた手塚治虫先生の傑作、『火の鳥』を読んでいる。
ベタだけど、生きるとか死ぬとか、そうした生命について今すごく考えているからだ。
ちなみに、Kindleであれば全巻セットで4,752円。飲み会一回分くらいの金額で、あなたのこれからの人生は火の鳥がそばにいます。最高!

火の鳥 (全16巻) Kindle版
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で、この漫画を買うメリットは大きく三つ(人によっては四つ)あると思っている。
1.純粋に面白い
言わずもがなである。「偏」ごとに強弱はあるものの、漫画作品として普通に面白い。まぁ、この後も「買うメリット」を書き並べるものの、ここが全てと言っても過言ではない。個人的にはSF設定&ディストピアにワクワクする、先の話が好き。
2.生きる意味を考えちゃう
ベタだけど、今の時期は考えちゃうよね。火の鳥では、すごく利己的で、私利私欲まみれの酷い人たちがたくさん出てくる。そのせいですごくダイナミックな展開になるのですが、そうした「醜悪なムーブ」を含めて、今の社会にもすごく伝わるメッセージ性がある。
3.火の鳥は基礎教養
「崇高なもの」とヨイショする気もないが、定番中の定番なので、時間がある人は今この時期に見ておいてもいいと思う。火の鳥のネタバレも至る所にあるしさ(まぁ、連載時期を考えるとしゃあない)
4.子供たちにも読ませてみよう
我が家も子供たちと読んでいます。コスパがより上がる!
もちろん、子供では読み取れないメタファーや意味などは沢山あるだろうが、とりあえず小学生ならギリギリ読めると思うので、みんなで読みながら「おい、ロビタ!」とか笑いながら言い合うのもいいでしょう。
黎明編では、Dr.ストーンの元ネタも見れるので、子供たちも現代の漫画との繋がりを感じていました。
てな感じで、一緒に火の鳥を読みましょう。
余談ですが、昨年は火の鳥をイメージした曲をアーティストが持ち寄ったコンピも出ています。これBGMに読んでいます。
以上!