この閉塞感はGEZAN「狂(KLUE)」と共生するための装置

オルタナバンド、GEZANが1月に発売したアルバム「狂(KLUE)」がヤバい。

各種サブスクでも聴けるし、YouTubeに長尺の動画もあがっているので世界観だけでもチェックして欲しい。

この動画、私が1,000回は再生しているから

このアルバム、と言うよりもGEZANを言葉多く語るのはすごく野暮だと思う。
(特に音楽評論が本職でない私は)

ただあえて私が感じたことを書くと、このアルバムがすごく「生物」的であるなと。それも可愛いペットのような生き物ではなく、バイオハザード2の後半に出てくる、ウィルスによって出てきた新たな狂気をまとった生命体というか。

中盤の「AGEHA」はリッカーのような躍動感と飛び跳ねる感じが出ているし、「赤曜日」に行くまでの盛り上がりは「G」対決前って感じがする。
1体の生物が、アルバムを聴き進めていくにつれ、進化していくイメージ。

と、言うことでアルバムを聴きまくったらバイオやりたくなったよね。

いずれにしても私は、この自粛生活をこのアルバムで乗り切っている感がある。
生命感、エネルギー、怒り、色々なものを聴きながら浄化させている。

アルバムを500回くらい聴いたら「今の閉塞感が『狂(KLUE)』を盛り上げるために用意された舞台装置なのでは」と感じるようになる。
そうなるとヤバい。君もGEZANの虜だ。

私やマヒトゥやイーグルのように、髪の毛を伸ばし続けよう。

2020-04-22 | Posted in 好きなものNo Comments » 

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